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昭和40年代の機械式時計の精度を計測するタイムグラファP-61です。
( A3 M. G" u6 J& Vまだトランジスタが普及してなかった頃、真空管を使用した印字式精度測定器です。0 z4 g! `2 q3 P0 O. Z
当時、服部時計店(現SEIKO)が発売元と思われます。
% R. |0 G2 d5 [6 i& w; r; _5 l4 r/ ^) Mこのモデルは現在も時計師が使用していた機器ですが大分機械的・電気的にもダメージがきておりましたので、私がレストアいたしました。/ ~3 c( w/ I4 O8 M: W. ?
問題点は外箱にケガがあることです・・ 残念!!
% K* t, G1 V% w" A4 L: t1 p2 B又このモデルの最大特徴でありました、ローラーインクでの印字を廃止し感圧式ペーパーに変えてあります。* ^2 d4 @. F# G- V* A. G
ローラー式はあまりにも印字不良があり通常使用には問題がありました。 |
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左から・イヤフォン端子・マイク端子・上がパイロットランプ・19800 18000 21600 と振動数切り替えボタン・電源スイッチ+音量調整・打音調整 |
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テストとしてロードマーベル(36000振動/時間)を測定いたしました。5 j5 ^# i+ z, i# I" t9 |
マイナス20秒の測定結果がでております。
1 P* i2 A m1 y3 h. g6 `ラインがペーパーのラインをカーソルに合わせると精度が測定できます。 |
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取り外したインクローラーとスプリングを添付いたしますので、元に戻すことが可能です。 |
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当時のデザインとすると革命的なポータビリティです。
8 ~, k6 C! A2 }7 J2 M, k) U6 Bトランジスタ・IC式をお使いの時計師のサブ機として人気のタイムグラファです。 |
仕様0 x5 W \: d* }( r" H
機械式時計精度測定器/ p, \) R& V# h. i
真空管 8本使用
4 j1 \( j+ s9 E" K& x! Z# R! K振動数 19800・18000・21600 振動/1時間 (表示はありませんが 36000振動も測定可能)
# ^- @9 @. @3 S1 s7 D表示方式 ペーパー印字式 ) F# n5 c7 T$ q! W# }" W/ _% w. g
測定方式 手動式' [1 o. k( ]2 q0 x
水晶発振器 ! ?8 R7 t4 G3 P ^/ }6 v2 L
電源 AC100V ( Q) M: O7 O1 B- F2 m8 m$ {- N
サイズ 130mm(高さ) 260mm (幅) 320mm (奥行き) 取り付け足 コネクター等の突起も含みます。
# T7 \* e; a# B重さ 約 6.4Kg (付属品を含む) |
タイムグラファP-61 本体+測定用マイク+イヤフォン+印字用ペーパー1本が一式です。 (画像の時計は別です)
& Z$ m9 p/ ?# ^/ U8 @9 @& c, r' k, |当時はかなり高価な測定器だったと思われます。 |
このタイムグラファについて第三者的に判断して印象を書きます。! N8 J7 ^" B- h
まず、動作開始時にモーターを手動で回転させなければなりません・・ 少々コツが必要ですね。
g; `5 E2 ~$ n( v2 u) b) n外箱の焼きキズさ気にしなければ印字にも安定度もあり持ち運びも簡単です。 |
ご注意
- A3 O6 g( a# g% {/ z* ^2 ?この機器はプロユースの機器です、精度を計測できますが、お客様が裏蓋等を開け精度調整され時計に重大な影響を# h, b( M, [4 c! u- I6 c8 n
及ぼされましても当店は補償いたしません。調整は時計師にご依頼され、お客様の責任でされるようお願いいたします。 |
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当店取り扱いの総ての時計用測定器は電気用品安全法 PSEマークの除外品です。
: t/ Q" n! o' K' F経済産業省へ確認済み商品です。 |
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